僕が存在する意味

こんにちは、えちけんです。

今回は少し深い話をしていきたいと思います。

僕が迷いなく前に進むことができるようになった考えについてです。

1.自分の存在意義を求めて

「自分の存在意義」

みなさんの中にもこのような事を考えた事のある人がいるかと思います。

僕も考えました。

初めて考えたのは高校生の時でした。ちょうどその時父親が荒れていて、毎日のように父親が母親を怒鳴りつけていました。なんだか、毎日がしんどかったです。道路の真ん中でうずくまっている子猫や子犬がいないかと探しました。その子達を助ける代わりに車にひかれてしまうという、悲劇のヒーローとしての終末もイメージしました。

でも、僕はとんでもない小心者の痛がりなので、その勇気はありません。その前に、そんな悲劇のヒーローを作ってくれるシーンにも巡り合いませんでしたけど。

そして、そんな時に考えたのです。

「ここで死んだら、僕は何のために生きてきたのだろう。」

その時は、何の答えも見つけることはできませんでした。そして、なんとなく月日が流れ、大学に行き、就職し、特に目標もない流されるままの人生を生きていました。

そして、30歳を過ぎたくらいの頃、「なんのために生きているのだろう」という気持ちがまた沸き上がってきました。このまま今の会社で働いて、老後の生活に不安を抱えながら生き、ある時、誰にも気づかれずに人生を終えるのだとしたら、ほんとうに、何のために、生きているのか。ああ、長生きはしたくないなと。

僕はその答えを見つけるために、本を読みました。どこかに書いてないだろうか、「生きる意味」。誰かが見つけていないだろうか、「生きる意味」。しかし、どこにも納得いく答えはみつかりません。近いところまで書いているものはあるのですが、最後に明言しているものがないのです。自分で考えろということか。自分の生きる意味は自分で考えろと・・・。

その後、毎日ではないですが、時々考えました。そして、2019年の11月に、自分の中でしっくりくる答えが、ふと浮かびました。ここまで来るのに長かったです。

2.僕は人間。人間とはなんだ？

まず、僕は”何のため”に存在するのかを考えるにあたり、僕とは”何か”を考えました。僕はそう、人間です。植物でも、鳥でもなければ、猿でもない。人間です。そうか、僕は地球に存在する”人間”の一人なんだ。

次に、人間って何だ？と考えました。この地球上には、人間以外にもたくさん生き物はいます。他の生き物と人間の違いは何だ？色々あります。小学生か中学生かの授業で習った、”言葉を話す、”文字を書く”もそう。他にもたくさんあります。そして、僕はその中で、”想像”する能力と”創造する能力”の2つの能力に着目しました。
”想像”する能力”は未来を想像する能力。他の動物たちにはおそらく無いでしょう。あったとしても、鮮明に想像する能力はないでしょう。そして、人間はその能力を使って、未来の様々な事を想像し、想像したものを目に見える形に創造して現実のものとしてきました。そうか、この人間の2つの突出した能力である”想像”と”創造”を使って、何かをするために生きているんだ。

「では何をする？」

3.未来と過去

次に、こう考えました。

今、この時代、この場所で人間として生きている意味があるということは、未来から見た時も、その意味があるということだと。例えば、1000年後に人類が滅びていたとすると、もう僕が今生きている事を誰も知らなくなってしまいます。つまり、未来で人類が滅びた1000年後以降には、僕は生きていた意味がどこにも存在しなくなります。つまり、僕が今存在する意味があるとするならば、未来永劫、人類が存在し続ける必要があると、そう考えました。

4.破滅の道を避けるために

そうすると、次はこう考えました。

人類が滅亡するとしたらなんだろう。一つは、人間同士の争い。もはや、人間は人類を1日で壊滅させるくらいの兵器を持ってしまっています。これを使ってしまってはダメだ。使わないようにするには、何が必要だろう。そう『平和』です。今も地球のどこかで戦争は行われています。人類を滅亡させる規模の戦争ではないにしても、人と人が殺し合っている。憎しみの連鎖は消えることなく続き、もしかしたら、人類を滅亡させるような大規模な戦争に発展していく可能性もゼロではないでしょう。だから『平和』を地球全体の一人一人に浸透させなければならないです。そのためには、人と人が分かり合えなければならないです。

どうやって？

まずは、自分の周りから。『平和』の考えを広めていき、その輪が少しずつ大きくなり、やがて、何年・何十年・何百年かかるか分かりませんが、僕の後の世代で『平和』が地球全体を覆えばいいと思います。 

しかし、人類全体が『平和』を獲得したとしても、もう一つ人類を滅亡さえる可能性があるものがあります。地球自体の寿命です。地球も星です。永遠に存在はしません。つまり、地球が滅びたら、その時地球上にいるすべての生き物は滅びてしまいます。

5.未来に繋げるために

そうならないために、『進歩』が必要だと考えました。人類の技術的な進歩です。今も人類は、100年前では考えられないくらい進歩し続けています。アニメではないですが、地球が滅びてしまう前に、地球以外の場所で人類と人類以外の地球上の生物が生きていく方法を技術の進歩によって創造する必要があります。

僕は現在、電子部品に携わっており、少なからず技術の進歩に貢献はしています。しかし、直接かかわっていない人でも、人類の『進歩』を意識する人たちを育て上げることや、人類の命を長引かせることで、技術の進歩に大きく貢献できます。

僕は、『平和』と『進歩』を個人のミッションステートメントに盛り込みました。今は、「7つの習慣」を広めることで、人と人が分かり合える『平和』の輪を広げていきます。そして、主体的に成長していく事が当たり前の人達を増やし、人類の技術の『進歩』の輪を広げていきます。その方法は色々あると思いますが、”想像”し”創造”して自分なりのやり方を見つけて進めていきます。

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