40代サラリーマンの「なぜ生きる?」と七つの習慣

40代で「生きる意味」を知ったサラリーマンによる充実した生き方を求めての奮闘劇

第1-10話 えちけんの幼少期と七つの習慣(6歳-その3)~えちけん、ぐるぐるの虜となる

えちけんの歴史を七つの習慣によってひも解く。

これは、えちけんが幼稚園の年長組の事の出来事である。

えちけんは初めての習い事に挑戦していた。

 1.えちけんの歴史 

きっかけは良く分からない。

そこまでの道のりも全く覚えていない。

 

ある時、気が付いたらそこにいたんだ。

 

そこはエレクトーンという楽器のスキルを身に付ける場所だった。

 

暖かい雰囲気を漂わせる薄茶色い体、そこに真っ白な歯と真っ黒な歯が交互に整列されている。

ピアノと違って、様々な楽器の声色をあやつり、その音色を聞く人々の心を鷲づかみにする。

 

そう、それはまるで「モノマネ王」。

 

えちけんはモノマネが好きだったわけではない。

楽器が好きだったわけでもない。

 

きっと、親に何も言わずに連れられてきたのだろう。

目隠しはされていないが、目隠しをされて連れられたも同然だ。

 

えちけんにとっては、未知の世界。

 

同じように、何もわからず親に連れられてきた惨めな子供たちが、待合室に囚人達のように溢れかえっている。

そう、えちけんにとっては、牢獄も同然の場所だ。

 

しかし、そんな牢獄の中にも唯一のオアシスがあった。

 

それは子供向けの本だ。

 

そして、数ある本の中でえちけんが虜になった本があった。

題名は記憶にないが、その本の中には様々な絵が描かれてあった。

その中でも、ひときわ輝いている絵がたった1つあった。

 

それは、1ページまるまる、贅沢に描かれていた。

ページの中心からグルグルグルグルとページの外側に向かって大きくなっていく。

気が付けば、そのページいっぱいにまで侵食していく、まるでウイルスのような絵だ。

 

さらに、その絵の中心ををじーっとみていると、ぐるぐる、ぐるぐる、まるでその中に吸い込まれそうな不思議な気分になる。

 

まさに魔法使いの呪文にかかったような気分だ。

 

なんだ、この絵は?

 

そう、渦巻きの絵だ。

 

毎回この場所に来るたびに、まっさきに本棚にかけよってその本を探す。

本棚に無かったときは、周りを見渡す。

 

どこのどいつだ?

えちけん様の楽しみを奪ったやつは?

 

そいつを見つけたらロックオンだ。

そして、そいつが読み終わり、本棚にその本を置いた瞬間、ステルスミサイルのようにその本を手に取る。

 

そして今日もまた、渦巻きの魔法の中に吸い込まれていく・・・。

 

 2.七つの習慣解説

えちけんは、渦巻きの絵に執着してしまった。

第三の習慣、重要事項を優先するで使うツール「時間管理のマトリックス」にあてはめてみよう。

そう、重要度と緊急度のマトリックスだ。

 

まず、重要度は・・・低っ!

では、緊急度は・・・低っ!

 

まだに渦巻きの絵は第四の領域ですね。

 

 

 ナンデハマッタンダ、エチケン!!

 ニドトヘンナモノニマドワサレルナヨ、エチケン!!

 

 

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