40代サラリーマンの「なぜ生きる?」と七つの習慣

40代で「生きる意味」を知ったサラリーマンによる充実した生き方を求めての奮闘劇

第1-12話 えちけんの幼少期と七つの習慣(6歳-その5)~ありじごくに睨まれたえちけん

えちけんの歴史を七つの習慣によってひも解く。

これは、えちけんが幼稚園の年長組の事の出来事である。

幼稚園から帰宅後、幼馴染数人と遊んでいた時の事である。

 1.えちけんの歴史 

えちけんはマンションの6階に住んでいた。

 

同じマンションの住人には、同年代の子供たちが多くいる。

 

その中でも、同じ6階や5階に住んでいた子供達と良く遊んでいた。

 

とはいっても、自らガンガンいくタイプではなかったえちけんは、2歳年上の姉の後ろを金魚の糞のように付いて行っていただけであった。

 

その日も、えちけんは金魚の糞に変身した。

 

気付いたら、マンションの下のちょっとした公園で数人で遊んでいた。

 

そこにはジャングルジムと砂場と滑り台が設置されてある。

 

ちなみに、Google Mapで昔を懐かしんで見てみると、まだそのマンションがあった。

 

周りの新しいマンションに囲まれながら、ポツンと時代遅れの年季の入ったマンションが、その地域の主のように堂々とたたずんでいた。

 

しかし、その公園にはすべり台がなかった。

 

あまりにも古く、危険であったために撤去されてしまったのであろう。

 

今回はそのすべり台でのエピソードである。

 

さて、話を戻そう。

 

今はなきすべり台で、いつものように同じマンションの子供達と遊んでいた。

 

やんちゃぼーず(えちけん+2歳)

えちけんの姉(えちけん+2歳)

ぶんさん(えちけん+0歳)

えみちゃん(えちけん+2歳)

まーくん(えちけん+0歳)

 

という面々だ。

 

その時の遊びの名は「ありじごく」。

 

なんとも、恐ろしいネーミングではないか。

 

しかし、その名前から容易に想像がつく遊びのルール。

 

ある意味センスのあるネーミングだ。

 

鬼以外がすべり台の上にのぼる。

 

なかなか狭い場所にぎゅーっとすし詰め状態だ。

 

鬼はすべり台の滑るところの下に配置。

 

そして、すべり台を逆登りして、上にいる烏合の衆を引きずり下ろす。

 

単純な遊びだが当時は心の底から燃えたのを体が覚えている。

 

そして、事件は「ありじごく」中に起こったのではなかった。

 

17時になったので、姉が「いっちぬけたー--!」といって、帰路につこうとした。

 

とうぜん、お姉さまの金魚の糞の称号を頂いているえちけんも、姉に続いた。

 

そこで事件が起きた。

 

やんちゃぼうず「えちけん、帰んなや!ぬっけたーって言ってないやんか!」

 

えちけん「・・・えっ!?」

 

当時のえちけんは、金魚の糞であったため、鬼の形相のやんちゃぼうずに言い返すエネルギーなど、どこにも備えていなかった。

 

えちけん「うえー-ん!」

 

えちけんは、泣いた。

 

えっ?これしきで?とこれを読んでいる人は思ったであろう。

 

この大人のえちけんも、これを書きながらそう思った。

 

でも、常人には理解しがたいのが幼少期のえちけんだ。

 

そして、やんちゃぼうずもえちけんを泣かせてしまったという罪悪感を感じたのか、それ以上は何も言わなくなった。

 

そして、泣きながらえちけんは帰路についた。

 2.七つの習慣解説

えちけんは、遊びでさえも自分の意思がなかったのだろう。

姉の金魚の糞となってその場にいる事で安心感を得ていたようだ。

そんなえちけんだから、第一の習慣「主体性を発揮する」は砂場のカケラ程も持ち合わせていなかった。

そんな幼少期を過ごしたえちけんでも、何とか生きていけるもんだなぁ。

 

 シンパイゴムヨウ、エチケン!!

 リッパニイキテイケテルヨ、エチケン!!

 

 

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