40代サラリーマンの「なぜ生きる?」と七つの習慣

40代で「生きる意味」を知ったサラリーマンによる充実した生き方を求めての奮闘劇

第1-13話 えちけんの幼少期と七つの習慣(6歳-その6)~はじめての歌謡曲

えちけんの歴史を七つの習慣によってひも解く。

これは、えちけんが幼稚園の年長組の事の出来事である。

父親が帰宅してからの何気ない日常の出来事である。

 1.えちけんの歴史 

えちけんが6歳の時の音楽メディアの主流はなんだったのか?

 

iPod ⇒ 宇宙人かなにかですか?状態。

MD  ⇒ なんじゃそりゃ?状態。

CD   ⇒ 何語ですかそれ?状態。

カセットテープ ⇒ 我が友よ!

 

というわけでカセットテープだ。

 

懐かしい。

 

あのツブラな瞳。

 

ちょっと目と目の間が離れてすぎじゃない~?でもカワイイよ!

 

という感じの、ちょっと親しみやすいカセットテープ。

 

我が父親が、そのカセットテープに1つの歌を録音していた。

 

氷雨」だ。

 

父親は当時「氷雨」に酔心していた。

 

「のませて~ください~も~うす~こし~🎵」

 

少しどころではない、ガンガン酩酊レベルまで酔心していた。

 

しかし父親は歌が吹き込まれたカセットテープは持っていたが、歌詞カードは持っていなかった。

 

そこで、カセットテープの歌を聴きながら歌詞カード自作しようという、その当時最大級のプロジェクトを立ち上げた。

 

そこのメンバーに6歳のえちけんも選抜されたのだ。

 

このプロジェクトは絶対に成功させなければ。

 

えちけんの心はその一つに絞られた。

 

カセットレコーダを床に置き、カセットテープをテープレコーダーにセットする。

 

父親とえちけん、カセットレコーダの前で二人うつ伏せに寝そべって、ノートと鉛筆を手にする。

 

父親がカセットレコーダの再生ボタンを押す。

 

父親とえちけん、全集中で音の一つ一つを聞き取る。

 

父親がカセットレコーダのストップボタンを押す。

 

たった今聞き取った音が耳から脳に到達するか否かのタイミングで、次々とノートに書き込む。

 

それの繰り返しだ。

 

えちけんは、歌詞の意味は全く分からない。

 

聞こえた50音をノートに一つずつ連ねるだけだ。

 

そして、父親も同様に聞き取った歌詞をノートに書き込む。

 

(えちけん、いらなくない?まあ、そうだけど、それはコッチにおいといて~)

 

この活動を数日間続けて、父親の氷雨の歌詞カードは完成した。

 

そして、歌詞カードが出来る頃には、えちけんは「氷雨」を覚えてしまっていた。

 

子供の記憶力とはとんでもない。

 

カラッカラのスポンジのようにどんどん情報が吸収されていく。

 

今だと、歌詞覚えるのに1ヶ月はかかりそうだ。

 

こうして、えちけんが最初に覚えた歌謡曲は「氷雨」となった。

 

渋すぎる。

 

 

 2.七つの習慣解説

えちけん少年は、その頃はまだひらがなしか書けなかった時期だ。

正直、歌詞の意味もさっぱり解らない。

つまりえちけん少年にとって、氷雨の歌詞カード作成は文字を書く練習と日本語聞き取りの練習に他ならない。

一方、父親は、予想外のスピードで歌詞を覚えていくえちけん少年に焦りを感じたであろう。

やばい、子供には負けられない。

必死に覚えて当初の予定より早く歌詞を覚える事ができたに違いない。

 

それぞれの目的は異なるが、二人で共に同じ事に取り組むことで、第六の習慣「

相乗効果を発揮する」が実行されたと思われる。

 

 コンヤハ~カエラナ~イ、カエリタクナイ~🎵

 マダオボエテイルノカ、エチケン!!

 

 

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第1-12話 えちけんの幼少期と七つの習慣(6歳-その5)~ありじごくに睨まれたえちけん

えちけんの歴史を七つの習慣によってひも解く。

これは、えちけんが幼稚園の年長組の事の出来事である。

幼稚園から帰宅後、幼馴染数人と遊んでいた時の事である。

 1.えちけんの歴史 

えちけんはマンションの6階に住んでいた。

 

同じマンションの住人には、同年代の子供たちが多くいる。

 

その中でも、同じ6階や5階に住んでいた子供達と良く遊んでいた。

 

とはいっても、自らガンガンいくタイプではなかったえちけんは、2歳年上の姉の後ろを金魚の糞のように付いて行っていただけであった。

 

その日も、えちけんは金魚の糞に変身した。

 

気付いたら、マンションの下のちょっとした公園で数人で遊んでいた。

 

そこにはジャングルジムと砂場と滑り台が設置されてある。

 

ちなみに、Google Mapで昔を懐かしんで見てみると、まだそのマンションがあった。

 

周りの新しいマンションに囲まれながら、ポツンと時代遅れの年季の入ったマンションが、その地域の主のように堂々とたたずんでいた。

 

しかし、その公園にはすべり台がなかった。

 

あまりにも古く、危険であったために撤去されてしまったのであろう。

 

今回はそのすべり台でのエピソードである。

 

さて、話を戻そう。

 

今はなきすべり台で、いつものように同じマンションの子供達と遊んでいた。

 

やんちゃぼーず(えちけん+2歳)

えちけんの姉(えちけん+2歳)

ぶんさん(えちけん+0歳)

えみちゃん(えちけん+2歳)

まーくん(えちけん+0歳)

 

という面々だ。

 

その時の遊びの名は「ありじごく」。

 

なんとも、恐ろしいネーミングではないか。

 

しかし、その名前から容易に想像がつく遊びのルール。

 

ある意味センスのあるネーミングだ。

 

鬼以外がすべり台の上にのぼる。

 

なかなか狭い場所にぎゅーっとすし詰め状態だ。

 

鬼はすべり台の滑るところの下に配置。

 

そして、すべり台を逆登りして、上にいる烏合の衆を引きずり下ろす。

 

単純な遊びだが当時は心の底から燃えたのを体が覚えている。

 

そして、事件は「ありじごく」中に起こったのではなかった。

 

17時になったので、姉が「いっちぬけたー--!」といって、帰路につこうとした。

 

とうぜん、お姉さまの金魚の糞の称号を頂いているえちけんも、姉に続いた。

 

そこで事件が起きた。

 

やんちゃぼうず「えちけん、帰んなや!ぬっけたーって言ってないやんか!」

 

えちけん「・・・えっ!?」

 

当時のえちけんは、金魚の糞であったため、鬼の形相のやんちゃぼうずに言い返すエネルギーなど、どこにも備えていなかった。

 

えちけん「うえー-ん!」

 

えちけんは、泣いた。

 

えっ?これしきで?とこれを読んでいる人は思ったであろう。

 

この大人のえちけんも、これを書きながらそう思った。

 

でも、常人には理解しがたいのが幼少期のえちけんだ。

 

そして、やんちゃぼうずもえちけんを泣かせてしまったという罪悪感を感じたのか、それ以上は何も言わなくなった。

 

そして、泣きながらえちけんは帰路についた。

 2.七つの習慣解説

えちけんは、遊びでさえも自分の意思がなかったのだろう。

姉の金魚の糞となってその場にいる事で安心感を得ていたようだ。

そんなえちけんだから、第一の習慣「主体性を発揮する」は砂場のカケラ程も持ち合わせていなかった。

そんな幼少期を過ごしたえちけんでも、何とか生きていけるもんだなぁ。

 

 シンパイゴムヨウ、エチケン!!

 リッパニイキテイケテルヨ、エチケン!!

 

 

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第1-11話 えちけんの幼少期と七つの習慣(6歳-その4)~あこがれのスーパーカー

えちけんの歴史を七つの習慣によってひも解く。

これは、えちけんが幼稚園の年長組の事の出来事である。

えちけんは毎朝幼稚園の送迎バスに乗って登園していた。

 1.えちけんの歴史 

えちけんのマンションから幼稚園までの道のりは、鼻水小僧えちけんにとってはジャングルも同然だ。

 

そんな危険からえちけんを守ってくれるスーパーヒーローがいた。

 

それは「すずめ号」だ。

 

白い巨体の真ん中に真っ赤なラインの装飾。

 

目はギラッと大きく、遠く先の未来までをも見通しているかの如く。

 

多くの幼児をその体の中で包み込むように守っている。

 

これこそが、幼稚園の送迎バスのエリートクラス。

 

えちけんは震えた。

 

あまりのカッコよさに。

 

毎朝のすずめ号での登園は、えちけんにとってはリムジンで悠々と送迎されるVIPと同じ感覚だ。

 

もう、永遠のすずめ号に乗っていたい、そんな気分であった。

 

しかし、その一途な思いが音を立てて崩れ去る瞬間がやってきた。

 

ある日、いつものようにすずめ号にのって登園していた時の事だった。

 

いつもと変わらない人々。

 

いつもと変わらない風景。

 

気付かなくてもいいのに、えちけんは気付いてしまった。

 

きっと、毎日そこにいたであろう物に。

 

たまたま、そちらに目が向いたために気付いてしまった。

 

それは、すずめ号よりも小さいが、同じく白い巨体のバスだった。

 

すずめ号の赤いラインの装飾とは異なり、その巨体には全ての生き物の心を安らぎで包み込む緑のラインの装飾が施されていた。

 

えちけんは、一瞬で心を奪われた。

 

決して、無いものを欲しくなるという、愚かな人間どもの習性ではない。

 

えちけんは、すぐさま調査隊を派遣した。

 

「あれの名前はなんだ?」、「なぜここにいる?」

 

間もなく情報が入ってきた。

 

あれの名は「つばめ号」。

 

えちけんのマンションがあるエリアの逆のエリアを飛び回っている送迎バスだ。

 

すずめとつばめ。

 

つばめの方がカッコいい。

 

えちけんの心はさらにつばめ号に奪われた。

 

つばめ号の担当エリアへの引っ越しも考えた。

 

しかし、えちけんにそれを実行に移す勇気も経済力も無い。

 

もはや、つばめ号に乗る事が出来ないということは明白な事実だ。

 

だから、尚更、つばめ号に夢中になる。

 

朝起きた瞬間も、トイレに座っている時も、ご飯を食べる時も、寝る時も。

 

ああ、つばめ号、つばめ号、つばめ号・・・。

 

えちけんの脳内はつばめ号に支配されてしまった。

 

しかし、その後えちけんがつばめ号に乗る事はなかった・・・。

 

来世ではいっしょに登園しようね、つばめ号・・・。

 

 2.七つの習慣解説

えちけんは、脳内を完全につばめ号に支配されてしまった。

それは、えちけんの人生が無意識のうちにつばめ号に支配されているのと同じ事だ。

第一の習慣、主体性を発揮するのポイントである自分の人生は自分で選択するという事に反してしまっている。

今ならば、つばめ号に支配されない人生をその場で選択できたであろう。

 

 アリガトウ、スズメゴウ!!

 アリガトウ、ツバメゴウ!!

 マタイツカ、イッショノトキヲスゴソウネ・・・。

 

 

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第1-10話 えちけんの幼少期と七つの習慣(6歳-その3)~えちけん、ぐるぐるの虜となる

えちけんの歴史を七つの習慣によってひも解く。

これは、えちけんが幼稚園の年長組の事の出来事である。

えちけんは初めての習い事に挑戦していた。

 1.えちけんの歴史 

きっかけは良く分からない。

そこまでの道のりも全く覚えていない。

 

ある時、気が付いたらそこにいたんだ。

 

そこはエレクトーンという楽器のスキルを身に付ける場所だった。

 

暖かい雰囲気を漂わせる薄茶色い体、そこに真っ白な歯と真っ黒な歯が交互に整列されている。

ピアノと違って、様々な楽器の声色をあやつり、その音色を聞く人々の心を鷲づかみにする。

 

そう、それはまるで「モノマネ王」。

 

えちけんはモノマネが好きだったわけではない。

楽器が好きだったわけでもない。

 

きっと、親に何も言わずに連れられてきたのだろう。

目隠しはされていないが、目隠しをされて連れられたも同然だ。

 

えちけんにとっては、未知の世界。

 

同じように、何もわからず親に連れられてきた惨めな子供たちが、待合室に囚人達のように溢れかえっている。

そう、えちけんにとっては、牢獄も同然の場所だ。

 

しかし、そんな牢獄の中にも唯一のオアシスがあった。

 

それは子供向けの本だ。

 

そして、数ある本の中でえちけんが虜になった本があった。

題名は記憶にないが、その本の中には様々な絵が描かれてあった。

その中でも、ひときわ輝いている絵がたった1つあった。

 

それは、1ページまるまる、贅沢に描かれていた。

ページの中心からグルグルグルグルとページの外側に向かって大きくなっていく。

気が付けば、そのページいっぱいにまで侵食していく、まるでウイルスのような絵だ。

 

さらに、その絵の中心ををじーっとみていると、ぐるぐる、ぐるぐる、まるでその中に吸い込まれそうな不思議な気分になる。

 

まさに魔法使いの呪文にかかったような気分だ。

 

なんだ、この絵は?

 

そう、渦巻きの絵だ。

 

毎回この場所に来るたびに、まっさきに本棚にかけよってその本を探す。

本棚に無かったときは、周りを見渡す。

 

どこのどいつだ?

えちけん様の楽しみを奪ったやつは?

 

そいつを見つけたらロックオンだ。

そして、そいつが読み終わり、本棚にその本を置いた瞬間、ステルスミサイルのようにその本を手に取る。

 

そして今日もまた、渦巻きの魔法の中に吸い込まれていく・・・。

 

 2.七つの習慣解説

えちけんは、渦巻きの絵に執着してしまった。

第三の習慣、重要事項を優先するで使うツール「時間管理のマトリックス」にあてはめてみよう。

そう、重要度と緊急度のマトリックスだ。

 

まず、重要度は・・・低っ!

では、緊急度は・・・低っ!

 

まだに渦巻きの絵は第四の領域ですね。

 

 

 ナンデハマッタンダ、エチケン!!

 ニドトヘンナモノニマドワサレルナヨ、エチケン!!

 

 

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死ぬ意味

こんにちは。えちけんです。

 

長年考えてきた「生きる意味」、「人はなぜ生きるのか?」、いわゆる僕も含めた人の存在意義については、自分なりの納得できる答えに到達する事ができました。

 

しかし、人の人生にはもう一つの大きな謎があります。

 

「死」です。

 

意味を持って生まれてきた僕たちは、なぜ死んでしまうのでしょうか。次はこの「死の意味」について考えていきたいと思います。

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1.様々な死のパターン

 

人の”死”は”生”よりも複雑です。

  • 生を受けて間もなく亡くなる者

  • 自然災害や事故で突然亡くなる者

  • すべてをやりつくし、満足して笑顔で亡くなる者

こんなにも様々な”死”の在り方があります。

 

全く異なる死の在り方。

 

それぞれの在り方に死の意味はあるのでしょうか。

 

1-1. 生を受けて間もなく亡くなる者

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周囲から待ち望まれてこの世に誕生した命。

しかし、その後まもなくして散っていった命。

まだ何もしていない。

これから、たくさん世の中に貢献しようと思っていたのに。

生きる事ができなかった命なので”なぜ生きる?という生の意味を問う事はできません。

生があっての死。生の意味を問う事が出来ないので死の意味も問う事ができません。

 

つまり、この死一つだけを見ていては”死の意味”にはたどり着きません。

 

1-2.自然災害や事故で突然亡くなる者

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僕は、阪神大震災を大阪で、東日本大震災を仙台で経験しました。

僕自身は大きな影響はなかったですが、特に沿岸部では津波で多くの人の命が奪われました。

この人たちの中には、未来に希望を持って日々努力していた人もいたことでしょう。

その時僕は、特に人生に目標もなく日々を生きていました。

なぜ、僕のようなダラダラと生きていた人間は生き残って、みんなの為にがんばっていた人が亡くなってしまったのか。

確かなのは、災害は人を選んでいないことです。

 

ルーレットのようにランダムで選ばれてます。

 

「まさか僕には当てはまらない出来事だ。」

「私は世の中に貢献しているので、選ばれるはずはない。」

「毎年初詣でお祈りしてるから大丈夫だ。」

 

なんていう言い分は聞いてもらえません。

明日は我が身ではないという保証はどこにもないです。

 

つまり、この場合もこの死一つだけを見ていては”死の意味にたどり着けないのです。

 

1-3.すべてをやりつくし、満足して笑顔で亡くなる者

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歴史の教科書にのるような過去の偉人達。

教科書にのらないまでも、世の中に大きな貢献をして死んでいった人たち。

もしかしたら、この人たちは十分に満足して死んでいったのかもしれません。

そのようなの人たちに間違いなく”生の意味”はあった事でしょう。

しかし、このような人達でさえこの死一つだけを見ていては、”なぜ死ぬのか?”という”死の意味”には、どうやってもつながらないのです。

もっともっと永く生きていれば、多くの事を成し遂げられたかもしれないのに”なぜ死んでしまったのか?”と。

2.”死の意味”の視野を広げる

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このように、人を1人の人間の枠組みで考えた時、”死の意味”にたどり着けない事に気付きました。

 

そこで、少し視野を広げて考えてみました。

 

視野を広げて考えるとはどういうことか。

つまり、1人の人間としての死ではなく、人類全体としての人間の死という考え方です。

では、”人類全体としての人間の死”という考えのもと”死の意味”を考えていきましょう。

3.人類全体としての人間の死

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この考えを進めていく上でたった一つの条件があります。

 

人類全体が同じ目的に向かって進んでいる。

 

この人類の目的とは、生の意味、自分の存在意義の記事で書いたように、人類としての存在が未来永劫続くようにする事です。

以下の記事を参照下さい。

h-kenken.hatenablog.jp

 

そして僕たち人間1人1人は、人類としての目的を達成するために各々が各々の働きをしているという事です。

 

ただ、それだと、

「僕や私でなくてもよくない?」

「そもそも僕として私として生きる意味がなくない?」

という声も聞こえてくることでしょう。

 

そんなことはありません。

 

人類が未来永劫存在し続けるという最終目的は同じでも、その目的を達成するためのやり方は個人個人で様々です。

そこに、個人の存在意義が成り立ってきます。

 

結論として、僕が考える人類としての1人の人間の死は、人類として最終目的を達成するためのバトンの受け渡しです。

 

つまり、死ぬことによって次の世代へ繋げるということです。

 

4.改めて、様々な死のパターンの意味

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4-1.生を受けて間もなく亡くなる場合のバトンの受け渡し

この場合は人類の存在が未来永劫続くための活動をまだ何も出来ていません。

だから「バトンを受け渡すも何も、受け渡すものがないじゃないか。」

と考えるかもしれません。

 

しかしそんなことはありません。

 

みなさんも、生まれて間もなく亡くなった人の話を聞いたことがあると思います。

その時どのような事を感じるでしょうか?

 

僕は「命のはかなさ」「命の大切さ」を感じました。

 

それによって、「無意味な殺生はしてはいけない」、「戦争なんてもってのほかだ」と感じました。

僕がそう感じたということは、同じように感じた人は他にもいると思います。

つまり、生まれて間もなく亡くなる事によって、「平和への思い」を次の世代に受け継いだ事になります。

 

4-2.自然災害や事故で突然亡くなる場合のバトンの受け渡し

この場合、次の世代に受け渡す物は二つあります。

  1. 平和への思い
  2. その人が生きている間に行ってきた事

1.の「平和への思い」の考え方は、生を受けて間もなく亡くなる場合と同じです。

2.の「その人が生きている間に行ってきた事」の考え方は、文字の通りです。

その人がこれまでに行ってきた実績を、後輩や子供達が受け継いで、さらにブラシュアップしていきます。

歴史に名を残さないまでも、確実に人類の「平和」や「進歩」に関連する活動を行ってきたのであれば、それは人類にとって後世に伝えるべき財産になります。

 

4-3.すべてをやりつくし、満足して笑顔で亡くなる者のバトンの受け渡し

この場合も受け渡す物は同じで、以下の2つがあります。

  1. 平和への思い
  2. その人が生きている間に行ってきた事

1.の「平和への思い」の考え方は、生を受けて間もなく亡くなる場合と同じです。

2.の「その人が生きている間に行ってきた事」の考え方は、自然災害や事故で突然亡くなる場合と同じですが、中身の濃さが違います。

 

1人の人間が一生をかけてすべてをやりつくしたのならば、人類としての存在が未来永劫続くために相当貢献したことでしょう。

 

きっと、歴史に名を残していると思います。

間違いなく、後世のより多くの人達に影響を与えることでしょう。

そうなれば、その人が行ってきた活動を後輩や子供達だけに引き継ぐのではなく、より多くの人が引き継いでくれると思います。

 

5.まとめ

人が死ぬ意味とは?

それは、人類が未来永劫存在し続けるための活動のバトンを後世の人達に渡す事です。

 

 

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七つの習慣勉強会_第四期_四回目実施記録

こんにちは。えちけんです。

自分の人生を「意味のある」・「より充実した」ものとするため、今日も『七つの習慣』を使いこなしていきましょう。

 

七つの習慣勉強会の第三期を開始しました。

その四回目の実施記録です。

 

1.メンバー

1-1.人数

4人

1-2.メンバーの詳細

  • 30代/男性・・・入社7年目。前職で鬱病になってしまい、自分に対する自信をなかなかもてない人。心はとても優しく、仕事はまじめで正確。変わりたいという気持ちは持ち合わせている。
  • 30代/女性・・・ベテラン検査員。過去にリーダー経験はあるが、その当時経験が一番長かったため、上司に頼まれてしょうがなくなった。仕事はまじめで正確だが、家庭第一優先で残業はしない。
  • 30代/女性・・・ベテラン検査員。自分に自信がない。引っ込み思案。少しずつ将来の事を考えるようになってきた。変わりたいと思っている。
  • 40代/女性・・・昨年度正社員になったばかり。物事をよく考える人。ただし、変化を好まない。『七つの習慣』は旦那様から進められたが、数ページで挫折。
  • f:id:h-kenken:20210709064659p:plain

2.勉強会の内容

2-1.第1の習慣~選択の自由

ここでは、「自分の行動はすべて選択できるものなんだ」という事を言いました。

そして、「つまり、みんな自由なんだ」と言いました。

みんなの4人中2人の目が、一瞬真剣な眼差しになったのを見逃しませんでした。

30代女性のベテラン検査員の2人です。

彼女達の心の中に何か感じるものがあったのでしょう。

2-2.影響の輪と関心の輪

自分が直接影響を与える事のできる「影響の輪」。

自分が影響を与える事のできない「関心の輪」。

先ほど、「みんな自由だ」という言葉に反応していた2人が、少し考える顔をしました。

良く理解ができなかったのでしょう。

その2人の表情を見ながら、もう一度説明しました。

そうすると、ようやく「うんうん」と頷きました。

こはやこの時間は、その2人に向かって説明しているようなものです。

 

第一の習慣については以下にまとめておりますので参照下さい。

h-kenken.hatenablog.jp

  

 3.メンバーの感想

今回の勉強会は第四期ですが、今までで一番「七つの習慣」に興味を示してくれてます。

その証拠に、勉強会の感想の場でこんな会話になりました。

 

30代女性「七つの習慣って分厚いですよね。でも中身をもっと知りたくて漫画バージョンを買おうかと思います。」

 

40代女性「私持ってます。もっと知ろうと思って手始めに読みました。貸してあげるよ。」

 

少しずつ広まっている「七つの習慣」。

本当にうれしい限りです。

 

最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

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七つの習慣勉強会_第四期_三回目実施記録

こんにちは。えちけんです。

自分の人生を「意味のある」・「より充実した」ものとするため、今日も『七つの習慣』を使いこなしていきましょう。

 

七つの習慣勉強会の第四期を開始しました。

その三回目の実施記録です。

 

1.メンバー

1-1.人数

4人

1-2.メンバーの詳細

  • 30代/男性・・・入社7年目。前職で鬱病になってしまい、自分に対する自信をなかなかもてない人。心はとても優しく、仕事はまじめで正確。変わりたいという気持ちは持ち合わせている。
  • 30代/女性・・・ベテラン検査員。過去にリーダー経験はあるが、その当時経験が一番長かったため、上司に頼まれてしょうがなくなった。仕事はまじめで正確だが、家庭第一優先で残業はしない。
  • 30代/女性・・・ベテラン検査員。自分に自信がない。引っ込み思案。少しずつ将来の事を考えるようになってきた。変わりたいと思っている。
  • 40代/女性・・・昨年度正社員になったばかり。物事をよく考える人。ただし、変化を好まない。『七つの習慣』は旦那様から進められたが、数ページで挫折。
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2.勉強会の内容

2-1.インサイド・アウト

他人のせいにするのではなく、自分の内面から変えていこうという話です。

『あの人が悪い』

『仕組みが悪い』

これはみんなが良く言う言葉です。

メンバーも自分で分かっているようです。

周りが良く言っているのも聞くようです。

少しでも、「はっ!」と思っていただけたのなら、この勉強会の時間は意味のあるものになりました。

 

インサイド・アウトについては以下にまとめておりますので参照下さい。

h-kenken.hatenablog.jp

 

2-2.P/PCバランス

P とはPerformanceの頭文字。PCはPerformance Capabilityの頭文字になります。

目標達成と目標達成のための能力と理解して下さい。

ある目標があったとします。その時、大切なのは、その目標を達成するための能力を自分がどれくらい持っているかを把握する事です。

そして、能力が足りなければ、能力を身に付ける必要があります。

一人一人が自分の仕事に当てはめて、自分の今年度の目標と自分の今のスキルのギャップを考えておりました。

 

P/PCバランスについては以下にまとめておりますので参照下さい。

h-kenken.hatenablog.jp

 3.メンバーの感想

前回、前々回とどんよりムードを挽回するため、僕に余裕がなく最後の感想を聞くのをわすれてしまってました。

今回は、ムードがかなり良くなってきたので、余裕が生まれ最後にメンバーに感想を聞きました。

そのうちの30代女性のベテラン検査員の方がこんな感想を言ってくれました。

「第一回の時は、何をやらされるか不安で構えていた。でも話を聞くと、すごく楽しい話で、今はこの時間が楽しみです。」

これで次もがんばれまっす!!ありがとう!!

 

最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

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