第2の習慣~目的を持って始める
こんにちは。えちけんです。
自分の人生を「意味のある」・「より充実した」ものとするため、今日も『七つの習慣』を使いこなしていきましょう。
今回は第2の習慣である「目的を持って始める」についてです。
1.目的を持ってはじめるとは
1-1.終わりを思い描く
目的を持って始めるという事は、別の言い方をすれば終わりを思い描く事です。
最終的に自分がどうなっていたいのかを、頭の中で想像するのです。
では、「終わりを思い描く」について詳しく見ていきましょう。
1-1-1.すべてのものは2度作られる
例えば、以下の例を想像してみて下さい。
Aさんは家を建てる事にしました。
土地は確保済です。
大工さんをその土地に呼んで、「さあ家を建てて下さい。」と言いますか?
聞くまでもなく、そんな事はしないと思います。
では、まず何をするか?
これから建てる家を、色々な方法で想像して、頭の中で完成させていきます。
- 設計図に書く。
- 設計図の細かい部分を想像し、どんなトイレにするか、どんな壁にするかを決めていきます。
- 最近だと、設計図を3Dで見える化する事ができます。
これは何をやっているかというと、「終わりを思い描いている」のです。
その後、実際に大工さんが設計図をもとに、家を建てていってくれます。
1-1-2.第一の創造と第二の創造
ここで、設計図を描くことを「第一の創造」、実際に家を建てる事を「第二の創造」と言います。
もし、第一の創造を行わなければ、自分の満足のいく家は建てられることはないでしょう。
家を建てる事を例にとりましたが、他の事でも同じです。実験の時も、会社の経営の時も、そして自分の人生も。
以下に、それらの第一の創造と第二の創造の例をまとめました。
1-2.自己リーダーシップ
目的をもって始めるということは、自己リーダーシップの原則に従うという事です。
自己リーダーシップとは、自分自身をリードして引っ張て行くという事です。
自分自身の達成したい目標のところに引っ張っていくという事です。
ここで、リーダーシップとマネージメントの違いは何かという点から、リーダーシップとは何かを詳しく見ていきましょう。
1-2-1.リーダーシップとマネージメント
リーダーシップとマナージメントの違いを下図にまとめました。
リーダーシップとは、前項で説明した第一の創造のことです。
つまり、家を建てる話でいくと、設計図を完成させることです。
一方、マネージメントは第二の創造のことです。
つまり、実際に家を建てていく事です。
リーダーシップとは目標を何にするかを決める事です。
マネージメントは目標を達成する方法を決める事です。
リーダーシップとはちゃんと目標に向かって進んでいるか判断する事です。
マネージメントとは目標達成を効率よく行う事です。
これから、わかるように、マネージメントがいくら優秀であっても、リーダーシップがイマイチだと目標にはたどり着けません。
リーダーシップがどれだけ大事か分かってもらえたかと思います。
世の中、リーダーの方が給料が高いのは、それだけ目標達成に責任があるからですね。
1-2-2.自己リーダーシップの放棄と活動の罠
自己リーダーシップを放棄するとどうなるのでしょう。
人は忙しくなればなるほど、思考停止状態になります。
今自分がやっている事に何の意味があるのかも考えずに、ただただ処理をしているだけということです。
これを繰り返していると、忙しくない時も、思考停止のクセがついてしまいます。
そうすると、人生のすべての事に対して、意味を考えずに生きていく事になります。
結果的に、自分が長い人生をかけてたどり着きたい本当の目標に向かっているのかさえ、考えない状態になります。
そして、目標にたどり着いたと思ったその場所は、まったく違う場所だったということになります。
まさに、自己リーダーシップの放棄です。
2.まとめ
いかがでしたでしょうか。
自己リーダーシップを発揮して、目的をしっかり明確にする事がいかに大事かを分かって頂けたでしょうか。
さあ、まずは以下の手順で進めてみてはいかがでしょうか。
- Step1 今の人生の目的があれば書いて、もう一度自分にインプットする。
- Step2 今の人生の目的がなければ、ワクワクする事を書き出してみる。
- Step3 最も一番ワクワクする事を目的にして、進んでみる。
- Step4 しっくりくるまで、新たな目的に切り替えながら進んでみる。
最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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