第4の習慣~Win-Winを考える
こんにちは。えちけんです。
自分の人生を「意味のある」・「より充実した」ものとするため、今日も『七つの習慣』を使いこなしていきましょう。
今回は第四の習慣「Win-Winを考える」についてです。
1.人間関係の6つのパラダイム
人間関係には以下の6つのパラダイムに分ける事ができます。
No Deal
Win
Win-Lose
Lose-Win
Lose-Lose
では一つずつ見ていきましょう。
1-1.Win-Win or No Deal
お互いが勝つか、取引しないか。
つまり、「お互いの意見・主張が通る方法を考えましょう。もし、どうしても、その方法がないのなら、中止にしましょう。」ということ。
例) とある休日。僕はマッサージしながら本を読みたい。子供たちは、遊び回りたい。
Win-Win:マッサージチェアが置いてある、キッズランドに行こう。
No Deal: 今日は以前見にこうと言っていた映画を見に行く日にしよう。
1-2.Win
一番多くの人が持っているパラダイムです。
私だけが勝てばいい。他人は関係ない。
例) とある休日。僕はマッサージしながら本を読みたい。子供たちは、遊び回りたい。
Win:子供たちに気付かれずに、マッサージをしに出掛ける。
遊び回りたかったら公園にでもいってちょうだいな。
1-3.Win-Lose
競争社会を表しているパラダイムです。
私が勝てばあなたは負ける。
例) とある休日。僕はマッサージしながら本を読みたい。子供たちは、遊び回りたい。
Win-Lose:親の言う事を聞きなさい。マッサージに行くからついてきなさい。
1-4.Lose-Win
自己犠牲のパラダイムです。
私が負けてあなたを勝たせる。
例) とある休日。僕はマッサージしながら本を読みたい。子供たちは、遊び回りたい。
Lose-Win:体はボロボロだけど、外で鬼ごっこしよう。
1-5.Lose-Lose
誰のためにもならないパラダイムです。
みんなが負ける。
例) とある休日。僕はマッサージしながら本を読みたい。子供たちは、遊び回りたい。
Lose-Lose:お互いが主張をしあって何も決まらない。結局どこにもいかず、
ダラダラと見たくないテレビを見て一日が終わる。
2.Win-Winの人格
Win-Winを成立させるためには、「思いやり」と「勇気」の両方を高く持つ必要があります。
思いやりを高く持つことで、相手を勝たせてあげたいという気持ちも強くなります。
勇気を高く持つことで、自分が勝ちたいという気持ちが強くなります。
また、双方がWinになるための第3の案。
あるのか無いのか分からない第3の案を見つけ出すために進むには勇気が必要です。
3.Win-Winの関係作り
自分がWin-Winのパラダイムで望んでも、相手がWin-Loseのパラダイムを持っていればWin-Winのための第3の案は生まれません。
そこでWin-Winの関係作りが必要になります。
- 相手の話をよく聴く
- 相手を理解した事を理解してもらう
- 勇気をもって自分の立場を相手に伝える
その結果、相手からの信頼を得て、Win-Winの第3の案をいっしょに考える事ができるようになります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
どちらかが、負けたり・損をしたり・嫌な思いをするというより、双方が納得いく方が気持ちがいいですよね。
そのためには、お互いがWin-Winの考えを持って問題に立ち向かう必要があります。
さあ、まずは以下の手順で進めてみてはいかがでしょうか。
- Step1 今、誰かとの間にある問題点をピックアップする。
- Step2 まずは、相手の話をよく聴いて、理解する。
- Step3 自分の主張を相手に伝える。
- Step4 第3の案を考えようと相手に伝える。
最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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