第6の習慣~相乗効果を発揮する
こんにちは。えちけんです。
自分の人生を「意味のある」・「より充実した」ものとするため、今日も『七つの習慣』を使いこなしていきましょう。
今回は第六の習慣「相乗効果を発揮する」についてです。
1.プラスの相乗効果と第3の案
相乗効果とはどういう場合に発生するのでしょう。
3つのケースから考えていきたいと思います。
1-1.同じ意見の人同士
まずは、同じ意見の人が集まった場合です。
この場合に相乗効果は起きるでしょうか?
答えはノーです。
同じ意見の人が何人集まろうが、意見は同じです。
つまり1人だろうが10人だろうが、同じ意見の人が集まっても結論は同じです。
この場合、相乗効果は起きないのです。
1-2.違う意見の人同士で妥協案
次に、違う意見の人が集まった時です。
意見が違うので、なかなか結論が決まりません。
それぞれが、自分の意見を押し通そうと、熱弁します。
結局、誰かが妥協案を提案して、しぶしぶそれに応じます。
この場合、自分の意見が全て通らなかった事に対して、モチベーションが下がります。
つまり、マイナスの相乗効果が起きてしまいます。
1-3.違う意見の人と第3の案
最後に、もう一度、違う意見の人が集まった時です。
でも、今回は妥協案をのみません。
お互いの意見が満足するような、第3の案をみんなで考えます。
そんな都合のいい案があるのでしょうか?
きっとあります。
きっとあると信じて、みんなで考えるのです。
信じて考えていると、ポッと思いもよらない名案が現れます。
この時、待ち望んでいたプラスの相乗効果が起きます。
2.協力度と信頼度のコミュニケーション
2-1. 防衛的コミュニケーション
信頼度が低く協力度も低いコミュニケーションのことです。
信頼度が低いため、常に相手を警戒して防衛的になっています。
そのため、とうぜん相手に協力するという気持ちもありません。
2-2. 尊敬的コミュニケーション
信頼度と尊敬度がある程度高いコミュニケーションです。
相手を信頼し、尊敬しているため相手と協力しようという気持ちがあります。
2-3. シナジー的コミュニケーション
信頼度と協力度がかなり高いコミュニケーションです。
相手をかなり高いレベルで信頼しているため、お互いが尊敬して協力し合う気持ちがあります。
結果的に、新しい第3の案を生み出す事の出来るコミュニケーションとなります。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
第3の案を生み出し、プラスの相乗効果を生み出すような関係を築くことができれば、人生はさらに楽しくなると思います。
さあ、まずは以下の手順で進めてみてはいかがでしょうか。
- Step1 ある問題に対して違う意見の人をみつける。
- Step2 相手の考えを理解し、自分の考えも理解してもらう。
- Step3 妥協案に落ち着かないよう決める。
- Step4 第3の案が生まれるまで意見を出し合い考える。
最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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